ハイエースは、その多用途性と実用性で広く認識されている商用車です。
さらには、荷物の輸送から乗客の移動、さらにはキャンピングカーへの改造に至るまで、ハイエースは様々なニーズに応える柔軟性を持っています。
でもそれだけに、実際盗難されてしまう車として有名なことも事実。
筆者も、実際ハイエースのオーナーになって一年以上経ちますが、盗難だけはされたくないので対策をやっています。
本記事では実際にハイエースを所持している筆者が、ハイエースの盗難についての現状と対策について解説します!
主な内容は以下の通り。
- ハイエースの盗難台数
- ハイエースが盗まれやすいのかSNSで口コミチェック
- ハイエースの盗難対策
- ハイエースが盗難されやすい場所
- ハイエースが盗難されやすい時間帯
- 何の目的でハイエースが盗難されるのか
本記事を読めば、ハイエースのオーナーになっても盗難される不安を最大限に低くして安心・安全なカーライフを過ごすことができますよ!
ハイエースは実際に盗難されやすい車種なので車両保険をつけてもらえない保険会社もあります。
今の自動車保険でもし、車両保険が付いていないのであれば、以下の自動車保険一括見積りをやってみてください。
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【怖い】ハイエースの盗難は年間どれくらいあるのか?
ハイエースの盗難は実際どれくらいあるのでしょうか。
日本損保協会のデータを参考にしてみました。
引用:日本損保協会
ハイエースの盗難
上記資料だと、ハイエースも含むデータとなっていますが盗難件数はかなり多いことがわかります。
- 2020年:82件
- 2021年:78件
- 2022年:83件
ハイエース以外で盗難が多い車種
その他ハイエース以外でも盗難されやすい車は気を付けた方がいいです。
- プリウス
- アルファード
- レクサスLX,RX,ES
- ランクルプラド
- クラウン
- アクア
- C‐HR
これを見ると、トップ10はほぼ、トヨタとレクサスなのでトヨタ系の車ばかりですね。
とくに、SUV車や、ワンボックス、ミニバンあたりの車は利便性が高く人気の車種なので狙われやすい傾向にあります。
ハイエースは本当に盗難が多くて怖いのかSNSを調査
データから見ても盗まれやすいことはわかりましたが、実際にハイエースの盗難についてみんなはどう思っているのでしょうか。
SNSを確認してみました。
会社のハイエース盗まれた
— バルタンりつ (@tamagodoufu005) May 8, 2023
私の知り合いも以前ハイエースを盗まれた。海外でハイエースが人気だとか。
— mizu (@m_enviro) August 20, 2014
お客さんの同じ場所でハイエース3回盗まれた話に震えた。
— sgtymnk (@CGTweaks) December 9, 2023
ハイエース持ってないけど。
ハイエースは盗まれやすい車の様です。
やはり盗難が多くて怖いですよね・・
中には、盗まれやすい車だから車両保険はつけられないという保険会社もあるくらいです。
なのでハイエースを購入されたご自身の車の保険を一度確認してみましょう。
もし、車両保険が付いていないのであれば、以下の自動車保険一括見積りをやってみて車両保険のついている保険を選んでみるのも一つの手段ではないでしょうか。
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ハイエースの盗難防止の最強おすすめ対策は?
盗まれやすいハイエースですが、できる限り盗難防止の対策をしたいことろですよね。
そこで筆者が実際にやっているセキュリティ対策を含むハイエースの盗難対策これやっとけってのを紹介します!
具体的には以下の通り。
- ハンドルロック
- タイヤロック
- キーケース
- 鍵の保管箱
- 盗難防止用監視カメラ
- OBDガード
- センサーライト
- ナンバープレート盗難防止ボルト
- GPSで車がどこにいる確認しておく
- ブレーキべダルロック
- イグラ
- 車両保険に入る
これを全てやったところで確実に盗難防止になるとは限りませんが、盗難される確率を低くはできるはずです。
全てではなくてもハンドルロック・タイヤロック・ブレーキペダルロックを行うと効果もあります。
それでは個別に紹介していきます。
①ハンドルロック
まずはハンドルロックです。
文字通りハンドルをロックしてハンドル操作ができないようにするものです。
筆者の車のハンドルはこんな感じです。
上の画像のようにハンドルを一定以上にまわすと前の棒がつっかえて動きません。
これだと簡単には盗難されないですよね。
最低限つけておきたい盗難防止アイテムです!
②タイヤロック
次にやっておきたいのはハンドルロックです。
こちらも筆者の車ですが、しっかりガードさせてもらっています。
タイヤロックをつけていることにより、一定以上タイヤが動かない形になっています。
というよりはホイルが壊れて車が動かないですね・・
ご自身で運転するときにロックが外れていることをしっかり確認しておきましょう。
③キーケース
次はキーケースです。
これはリレーアタックができないように対策するものです。
リレーアタックは、現在普及しているスマートキーの仕組みの穴をついた盗難方法で、スマートキーが発する微弱な電波をキャッチして車のロックを解除します。
以下は閉じた時の見た目です。
キーケースを開くと以下のような形で、鍵と、タイヤロックと、ハンドルロックの鍵をつけています。
車のスマートキーと、ロック用の鍵2つくらいであれば、ギリギリ入るという感じです。
キーケースも大きすぎると持ち歩きに不便ですが、ポケットに収まるくらいなので持ち歩きも可能です!
リレーアタックの対策としては必要です。
④鍵の保管箱
次は鍵の保管箱です。
鍵を保管するだけなら、先ほどのキーケースだけでもいいですが、予備のスマートキーを置いておく場所も必要です。
この保管箱であれば、両方しっかり入っていて他の鍵も入れられるだけの余裕もあります。
以下は閉じた状態です。
以下は開いた状態で、若干見にくいですがスマートキー二つ分なら余裕で入ります。
⑤盗難防止用監視カメラ
盗難防止用の監視カメラです。
こちらは余裕があればつけておいて損はないです。
先日、筆者の知人も車の盗難に逢いかけたということを聞きました。
その人は家の前の駐車スペースなのに・・です。
怖いので防犯カメラを用意したということです。
閑静な住宅街やあまり人通りの多くない場所に駐車スペースがある場合はあったほうがいいですね。
⑥OBDガード
次にOBDガードです。
これはCANインベーダーという手口での盗難を防ぐものになります。
CANインベーダーとは、施錠された車両の車室外(エンジンルームやバンパーの中など)の車両デジタル系統(CAN)に配線を接続して直接アクセスすることでアンロックや始動の信号を送信して、自走で盗むという手口です。
OBDガードというものは、コンピューターの配線に繋げられないように物理的に防御壁を作ります。
これを付けておくだけで安心できるし、取り付けも難しくありません。
⑦ブレーキペダルロック
ペダルロックも有効です。
ブレーキペダルを踏めないように強力にロックします。
以下の状態を完全に同時ロックします。
- エンジンの始動
- ギアチェンジ
- 車両の発信
圧倒的な盗難防止力を発揮しますよ!
取り付けも簡単で30日間の返金保証付きなのでおすすめですよ~!
⑧センサーライト
次にセンサーライトです。
これは人が通ると「ピカッ」と光るものです。
たまにつけている家があると思いますが、前を通るとちょっとびっくりしますよね。
これを付けていると犯人がビビッて盗難をしにくくする効果があります。
家の前が光ってると「ん?なんだ?」って思いますよね。
これを付けておくだけでも有効です。
⑨ナンバープレート盗難防止ボルト
最近はナンバープレートの盗難もあります。
ナンバープレートを簡単に外せないとなると盗む側からすると売ったりするときに、ちょと面倒くさいということにもなります。
ナンバープレートロックボルトも一つの盗難対策になります!
⑩GPSで車がどこにあるか確認しておく
iPhoneユーザであれば、AppleのAirTagがおすすめです。
このタグを車内に置いておくことで自分が止めた車が駐車場にあることを確認できますよ!
万が一、盗まれたときに警察に届け出て追跡するのにも参考になります。
⑪イグラ
「IGLA(イグラ)」は、次世代のデジタルイモビライザーで、エンジン始動後に認証を行います。
この認証が行われない、認証が間違っている場合シフトチェンジと同時にエンジンを停止し再始動出来なくなる仕組みになります。
認証は車両のステアリングのボリュームボタンや、選曲ボタン、クルーズコントロールボタンなど使い本人しか分からないボタンと回数で認証します。
専用キーでの認証や、スマートフォンでの認証も可能となるタイプが多いようです。
IGLAはデジタル通信を採用したことで製品のコンパクト化に成功し、防水機能を備え犯人に発見されにくく、耐久性向上を実現しているのでおすすめです。
⑫車両保険に入っておく
ハイエースの場合は盗難されるリスクが高いため、保険会社によっては盗難されたときに支払われる車両保険自体が付いていない場合があります。
それだと盗難されても車のローンだけは払い続ける必要がでてきてしまいますので、車両保険にも入っておくことをおすすめします。
以下の自動車保険一括見積りをやってみて車両保険のついている保険を選んでみてはいかがでしょうか。
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ハイエースが盗難されやすい場所は?
ハイエースはどういった場所で盗まれやすいのでしょうか。
盗まれやすい場所を確認していきましょう。
盗難されやすい場所
上記は日本損保協会のデータですが、契約駐車場(屋外)と、自宅の駐車場(屋外)が圧倒的に盗難の発生率が多いです。
筆者の車も、自宅の駐車場(屋外)に該当するので、盗難がかなり発生しやすい場所となります。
それだけに盗難リスクを低くするセキュリティ対策が必要となります。
盗難防止策
自宅にもし車用のシャッター・フェンスなどで囲うことができるのであればそれだけで盗難リスクが下がります。
自宅のスペースに以下のようなものが設置できるのであれば検討してみてはいかがでしょうか。
ハイエースが盗難やすい時間帯は?
ハイエースが盗難されやすい時間も把握しておく必要があります。
盗難されやすい時間帯
車の盗難の多くは夜間に行われています。
盗難の発生時間帯は、「深夜~朝(22時~9時)」が最も多く深夜から朝にかけての薄暗い場所で盗難が発生しています。
深夜に寝ていて人通りの少ない場所だと盗難もしやすいということから深夜の時間帯に狙われる可能性が高いです。
盗難防止策
夜間の盗難防止策としては先ほども紹介したものになります。
家の前で光るセンサーライトや、盗難防止用監視カメラがあったほうが良いでしょう。
また、契約駐車場など離れた場所に駐車している場合は、GPSが有効です。
これらを駆使して盗難防止の対策をしていきましょう。
ハイエースの盗難は誰が何の目的で?
ハイエースは、広い室内スペースが特徴なので、荷物だけではなく大人数が乗車することもでき、送迎車などにも多く利用されています。
そのため、ハイエースの盗難は、「自分が乗りたいから」というよりは海外へ不正に輸出するなどして資金を得るための盗難が多いと考えられます。
また、ハイエース以外では、ランドクルーザープラド、レクサスLXやアルファードなど、やはり高級車が狙われやすいのは間違いありません。
こうした高級車は、日本国内で人気というのはもちろん、海外でも非常に人気が高いです。
また、高値で取り引きされるため、窃盗団に狙われやすいという特徴もあります。
関連記事:【怖い】ランクルプラド盗難対策!防止する最強のおすすめはこれ!
ハイエースの盗難についてのまとめ
今回はハイエースの盗難についてまとめました。
筆者も、ハイエースの一人のオーナーとして盗難リスクがあることを認識し、盗まれないような盗難防止策を取っています。
盗難防止策を取っていない場合は、いつ盗難に逢うか全くわからない状況と隣り合わせということになります。
これを機会にぜひ盗難防止策を取っておきましょう。
また、もし盗まれたとしても車両保険で金額的な負担を低くしたいですよね。
ハイエース自体、盗難リスクが高いことから、車両保険に入れない保険会社もあります、
車両保険が付いていないのであれば、以下の自動車保険一括見積りをやってみて車両保険のついている保険を選んでみるのも一つの手段ではないでしょうか。
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